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未来予報

おすすめの映画や自然、猫について綴っていきたいと思います。

ジョウビタキ

寒さが厳しい時季だが森や公園、ため池へ行くと鳥の清らかなさえずりが聞こえて来る。鳥愛好家にとっては最も楽しみな季節である。私は特に鳥愛好家ではなかったが、数年前から鳥のさえずりを出来るかぎり聞くように心掛けている。鳥のさえずりは疲れた人間…

アオサギ

アオサギ 藤前干潟へ久しぶりに行った。この干潟には多くの野鳥が飛来する。今は北方から来た渡り鳥が多く羽を休めている。アオサギが一番目に付く。エサをついばむ光景を写真に収めたくずっと待ったが中々難しい。出来るだけ静かに近づくがそっぽを向いたり…

ロウバイ

ロウバイの花を近くで眺めているとうっとりした気分になる。時間が経つのも忘れてしまう。理由はロウバイから放たれる甘美な香りのせいだ。チョコ、もしくはやはりのスウイートか?とにかく甘ったるくてお菓子の家に来たような錯覚すら覚える。ただあまりに…

カンアオイ

カンアオイは冬に咲く花の代表格だ。 深々と雪が降る寒い季節に花を咲かせる珍しい花だ。 咲き始めは白いが徐々に赤褐色になる。大きさは2センチ程。 比べて葉っぱは実に神々しく光っている。 緑色の大きなハート形の葉っぱだ。 その葉っぱに囲まれて地べた…

マンサク

実際、東北地方ではマンサクの花が上向きに咲いた年は豊作、マンサクが咲かない年や少ない年は凶作などと言われている。 マンサクの名の由来は葉も出ないうち、いわゆる春が来る前に真っ先に咲く「まず咲く」ことからと、よれ曲がった花弁の姿を輪になって豊…

ホンドリス

静寂に包まれたはずの冬の森を歩いていると頭上からサラサラという音がどこからともなく降って来る。優しいその音は雪や雨が降る音ではない。音の正体は大抵はホンドリスである。ホンドリスは頭上の松ぼっくりを食べているらしい。そしてその松ぼっくりのか…

タンチョウ

日本最大の鳥タンチョウは、北海道だけに生息している。背丈は1、5メートル程だが、両翼を広げると2、4メートルにもなる。とても大きい。しかし動きはとても繊細だ。細い脚で軽やかにステップしながら体を丸めたり伸ばしながらダンスする。更に大きな翼…

オオキンカメムシ

私はあらゆる昆虫の中でカメムシが一番好きだ。特にこのオオキンカメムシが大好きだ。オレンジ色に輝く身体、そして黒い模様がまるで人の顔のように見えてとてもユーモアがある。手の平に乗せた重厚感もたまらない。しかも臭いは他のカメムシと違って柑橘系…

センブリ

センブリを漢字で書くと「千振り」になる。千回熱湯で振り出してもなお苦味が残るという意味だ。私が子供の頃過ごした田舎ではセンブリのことを「当薬」とも呼んでいる。“まさに薬にすべし草である”ということだ。実際、センブリを飲んだことのある人は近年…

フユシャク

冬だけにしか命を全うしない虫がいる。それがフユシャク蛾という昆虫だ。この昆虫は蛾の仲間で冬にしか現れない。もっとも夏は尺取り虫という幼虫(英名メジャーリングワーム)として有名だが成虫として活躍する季節は雪も降りしきる寒い季節である。夏に出…

サワガニ

サワガニを見つけると今は亡き母の事を思い出す。子供の頃、野山を駆け巡りウルシの葉っぱでかぶれた私の顔を見ては一緒にサワガニを捕まえに小川へ行った。 母はサワガニを数匹捕まえガーゼで包み残酷だが石でつぶし、サワガニから出る体液を私のかぶれた顔…

ヤマガラ

ヤマガラを漢字で書くと『山雀』となる。字義通り山に棲むスズメの仲間である。大きさもスズメ同様14センチ位。しかし身体の模様は茶色いスズメと違って非常に美しい。頭部は黒く、後頭部、額から頬、喉の一部はクリーム色。背と腹は赤褐色、尾は青灰色で…

リンドウ

晩秋の風物詩、銀杏の葉っぱが黄色く風に舞う様子はどことなく心淋しい。私は澄み切った秋空の下でこのリンドウの花を見ると何故かほっとする。この紫色の花、そして蕾みのソフトクリーム状にクルリと巻いている着物姿の上品な女性を彷佛させるいでたちを見…

ザクロ

ザクロは山野や農園に行かなければ見られないと思っていた。何気なく街を歩いていた時、偶然空き地で見つけた。正直言って驚いた。高層ビル群に囲まれて背丈は2メートルくらいで、たわわに実っていたのである。正に鈴なりだ。都会の喧噪と自然的な構図に若…

アジメドジョウ

最高の美食は故郷にありき─。幼少の頃、食べた料理が一番おいしいという意味である。私は山間部で育ったため山菜や川魚料理がとりわけ好きだ。特にこのアジメドジョウの佃煮は絶品である。柔らかく歯ごたえがあり、川魚なのに臭みが無く甘い。子供の頃は祖父…

スギヒラタケ

キノコ、キノコ、キノコ。この季節になると夢にまで出てくる。日本を含め世界にはキノコ愛好家が本当に多い。私も山へ入りキノコを見つけると不思議な感覚に襲われる。腐葉土や朽ち木からニョキニョキと生え光沢を放っている様子はまるでお伽話の中にトリッ…

コウヤボウキ

コウヤボウキは関東以西の本州、四国、九州の明るい山地でよく見かける。大きさは約1.5センチ程で、色は淡い紅色。花弁が何本も飛び出している。真っ直ぐに出ているのもあるし、リボン状に丸くなっている花弁もある。あまりにもたくさんあるので数えてみ…

ホトトギス

天下の三大武将、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が詠んだ有名な歌に登場するのは鳥のホトトギスである。不思議なことに植物でも同様の名前が付いているのがホトトギスの花だ。動物と植物の名前が同じということは、学術的分類の観点から見ても珍しいという。…

ゲンノショウコ

台風が幾つも通り過ぎた山に、紅葉前線が一気に南下して来た。気温が下がった野山は赤や黄色に色づき楽しそうに燃えている。野原のススキも優雅に揺れながら白い穂を風に飛ばしている。虫の声はすっかり小さくなり、変わって小鳥たちのさえずりが心を洗う季…

オオカマキリ

虫の世界には多くのハンターがいる。ハチ、トンボ、クモ、アリ、そしてカマキリだ。とりわけカマキリは華麗なるハンターと言える。草木でじっと獲物が来るのを待ち続ける。時には何日も空腹を我慢し、訪れた一瞬のチャンスは決して逃さない。カマキリの武器…

ホオズキ

ホオズキの名は、昔“ホオ”と呼ばれていたカメムシが“付く”植物ということからこの名が付いたと言われている。子供の頃、ホオズキで音を出して遊んだ記憶をお持ちの方も多いだろう。私も晩夏になるとこのホオズキを野山から持ち帰り空の牛乳瓶にさし、窓辺に…

イシガメ

イシガメが沼から突き出ている岩の上で甲羅干しをしている姿を見て「時間の流れというのはゆっくりとしていてたおやかだ」そう感じずにはいられない。丸っこい体を思いっきり太陽に当てて、時折首を伸ばし大きなあくびをしている。何て愛しいのだろう。しか…

カンタン

『鳴く虫の楽園』を訪問する季節が到来した。虫と言えば夏と想像しがちだが、実は虫が最も栄える季節は秋なのだ。街の路肩の潅木からはコオロギの“コロコロ”、街路樹からはアオマツムシの“リィリィリィ”という声がやかましいくらいに降って来る。鳴く虫は星…

カナヘビ

樹々の隙間からこぼれる木漏れ日の中を歩いていると、“カサカサ”と音がどこからか聞こえてくる。足を止め耳を済まし音のありかを探す。何も聞こえないし見えない。再び歩を進めるとまた聞こえる。音はすれども姿は見えない。音の正体は大抵カナヘビだ。まる…

キキョウ

植物散策してお目当ての花を見つけると、懐かしい友だちか恋人に再会したような気持ちにさせてくれる。それも花の魅力の一つだろう。私にとってこのキキョウがそうであった。今年は長雨で、あちこちの草原へ行ってもキキョウを見つけることが難しかったから…

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