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『自転車泥棒』(1948年 イタリア)

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戦後、間もないイタリア、ローマで撮影されている。街並みもまだ復興には程遠い。市民は混乱と貧困で喘いでいる。デ・シーカ監督は敢えて俳優を使わず素人に演じてもらい、ドキュメンタリー風に見せている。まったく仕事がなく将来が不安で仕方ない。職安に仕事を求める人で溢れかえっている。幸運にも仕事を得た男は意気揚々とするが、その仕事は街中にビラを貼る仕事で移動手段としてどうしても自転車が必要だ。自転車は質に入れてしまって持ってない。妻が何とかお金を工面し自転車を買う。久しぶりの仕事で生きる力が湧いてきた。息子にもいい格好を見せられる。しかし事が順調に進んでいたかに見えた瞬間に自転車が盗まれてしまう。ここからがこの映画の始まりと言っていい。親子はローマの街中を歩き回り必死に自転車を探す。でもない。盗んだ相手も探す。でも人違いだ。男は途方に暮れる。男の心に暗雲が立ち込める。暗雲は思考を混乱させる。男がとった行動で息子が一番の被害者になる。とても悲しい結末だ。貧しきものはどんなに頑張っても報われないのか。そう叫びたくなる。でも最後、息子に救われる。息子が男の手を強く強く握って見つめあう。親子の絆は更に強くなった瞬間だ。二人の未来が明るくなることを願わずにはいられない。 

自転車泥棒 [DVD]

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 ウイキペディアより引用

Ladri di biciclette
監督        ヴィットリオ・デ・シーカ
脚本        オレステ・ビアンコリ(イタリア語版)
スーゾ・チェッキ・ダミーコ
ヴィットリオ・デ・シーカ
アドルフォ・フランチ(イタリア語版)
ゲラルド・ゲラルディ(イタリア語版)
ジェラルド・グエリエリ(イタリア語版)
チェーザレ・ザヴァッティーニ
原案        チェーザレ・ザヴァッティーニ(脚色、翻案)
原作        ルイジ・バルトリーニ
製作        ヴィットリオ・デ・シーカ
ジュゼッペ・アマト
出演者    ランベルト・マジョラーニ
音楽        アレッサンドロ・チコニーニ
撮影        カルロ・モンテュオリ
編集        エラルド・ラ・ローマ
製作会社                Produzioni De Sica
配給        イタリア Ente Nazionale Industrie Cinematografiche (ENIC)
日本 イタリフィルム/松竹
公開        イタリア 1948年11月24日
フランス 1949年8月26日
アメリカ合衆国 1949年12月12日
日本 1950年9月8日
上映時間                93分
製作国    イタリア イタリア
言語        イタリア語

 

 

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