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『野いちご』(1957年 スウェーデン)

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スウェーデンの巨匠、イングマール・ベルイマンの代表作である。誰でも老いは来る。人は老いると過去を思い出し懐かしむのだろうか、それとも未来に夢や希望を見出して生きていくのだろうか。もちろん後者であればそれは素晴らしいエネルギーの持ち主だろう。しかし大抵は前者で自ら歩んできた過去を回想するのではないだろうか。この映画は医者として生涯を捧げ人の役に立つ人生を歩んできた老人の物語である。しかし老人は自らの家族に於いては幸せな時間を持たなかった。妻のことも放ったらかし、息子のこともあまり面倒を見なかった。老人は過去と現在を回想する。さらに妄想に取り付かれていく。その間に喜怒哀楽の感情を表現していく。しかも老人の人生をわずか一日の中で見事に表現している。こういった手法の映画は後年、数多く生まれてくる。これもベルイマンの功績だろう。ちょっとパターンは違うがヴィム・ベンダースの『ベルリン天使の詩』などもそうではないか。この映画のタイトルも可愛い。若き日の恋する少女に愛を告白し、キスした場所一面が野いちごで埋まっている。個人的にも思うのだが人生で一番輝いている瞬間はやっぱり恋している時だと思う。そう考えるこの映画のタイトルは素晴らしい。

 

 

野いちご  <HDリマスター版> 【DVD】

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 ウイキペディアより引用

Smultronstället
監督    イングマール・ベルイマン
脚本    イングマール・ベルイマン
出演者            ヴィクトル・シェストレム
ビビ・アンデショーン
イングリッド・チューリン
グンナール・ビョルンストランド
音楽    エリク・ノルドグレン
撮影    グンナール・フィッシェル
配給    日本の旗 東宝東和
公開    スウェーデンの旗 1957年12月26日
西ドイツの旗 1958年7月(BIFF)
日本の旗 1962年12月1日
上映時間        91分
製作国            スウェーデンの旗 スウェーデン
言語    スウェーデン語

 

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