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未来予報

おすすめの映画や自然、猫について綴っていきたいと思います。

『スケアクロウ』(1973年 アメリカ合衆国)

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ジーン・ハックマンとアル・パチーノの今では考えられない共演だ。ハックマンは『フレンチコネクション』で下積みを抜け出し、本作でトップ俳優に躍進した。翌年『カンバセーション…盗聴…』で絶対的な地位を確立し『ミシシッピー・バーニング』『許されざる者』でもはや伝説的な俳優になった。パチーノは本作の前年の『ゴッドファーザー』で世界に恐怖を与え、本作では幅の広い演技で絶賛され、翌年の『ゴッドファーザーPARTⅡ』更に『狼たちの午後』で絶対的な俳優になった。そして『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』で最高に達する。この二人が共演した時代をリアルタイムで観たかった。ハックマンの無骨と言うか渋いというか、独特の存在感とパチーノの誰にも染まらない空気をまとった雰囲気がとてもいい。映像もきれいだ。冒頭の二人が出会いヒッチハイクする場面は笑える。コミカルに戯けるパチーノとそれを鬱陶しく追い払うハックマンだが二人が仲良くなっていく姿の向こうは遥か遠くまで続く道によって一緒に歩いて行く定めなのだろうと予感させる。エンディングがまた悲しい。ハックマンが空港で靴を脱いでパンパンと叩く場面がある。もう何もでてこない。日本風に考えれば打ち出の小槌だ。書き忘れましたタイトルを日本語にすると案山子とかみすぼらしい人となるらしい。

 

Scarecrow
監督        ジェリー・シャッツバーグ
脚本        ギャリー・マイケル・ホワイト
製作        ロバート・M・シャーマン
出演者    ジーン・ハックマン
    アル・パチーノ
音楽        フレッド・マイロー
撮影        ヴィルモス・スィグモンド
編集        エヴァン・ロットマン
配給        ワーナー・ブラザース
公開        フランス 1973年5月(CIFF)
アメリカ合衆国1973年4月11日
日本1973年9月22日
上映時間                113分
製作国    アメリカ合衆国
言語        英語

 

 

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