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イシガメ

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イシガメが沼から突き出ている岩の上で甲羅干しをしている姿を見て「時間の流れというのはゆっくりとしていてたおやかだ」そう感じずにはいられない。丸っこい体を思いっきり太陽に当てて、時折首を伸ばし大きなあくびをしている。何て愛しいのだろう。しかも生きる事を時に任せる、何も焦る必要ないと言っているようだ。イシガメを漢字で書くと石亀になる。字が示す通り石に似たカメという事になるらしい。主に川や沼、池などに棲息している。似たカメにクサガメがいるが、こちらはどちらかというと草地や湿地で見かけることが多い。イシガメのメスはオスより大きい。体長は30センチを越す固体もいる。幼体は銭亀(ゼニガメ)と呼ばれている。容姿が昔の古銭にそっくりだからである。しかもお金が貯まるといわれ、縁起の良いカメなので昔から日本人には重宝されて来た。ゆったりしているので鈍感なカメだと思われがちだが、実はとても敏感なカメである。私はいつも岩の上にいるイシガメにもっと近づこうと忍び足で挑むのだが大抵私の気配を察してドボンという音を立てて水の中に落ちる。その音がまた心地良い。音が小さくなるのと対極的に水面に波紋が広がっていく。静けさの中にこだまして素敵な気持ちにさせてくれる瞬間でもある。私は仕事が立て込んで忙しくなると無性にイシガメに会いたくなり秘密の沼へと出掛けていく。するとこのカメは必ず私を優しく迎えてくれる。甲羅干しをしている姿を見ていると自然と心も落ち着いて来る。人間の持つ苦悩などはちっぽけでもっとゆとりを持って人生を歩いていけよ!とアドバイスされ、また明日からも頑張って生きて行こうという勇気を与えてくれる。

 

生態情報

北海道を除く日本全土に分布。河川、沼、池、湿地、水田に生息。

甲長 14センチ

雑食性 魚類、カエル、昆虫、貝、ミミズ、花、コケ、果実等と食べる。

日光浴を好む。冬季は石の下などで冬眠する。

自然破壊、乱開発、水質汚染、更に人間による乱獲等が原因で減少傾向にある。

 

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