未来予報

おすすめの映画や自然、猫について綴っていきたいと思います。

2017年スタードダッシュ!ビジネスマン必見、お正月この映画を観れば世界がわかる

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ジャイアンツ

2017年、いよいよトランプ政権が始動する。私はこのトランプは面白いと思う。暗殺、病死しなければ歴史に残る大統領になる気がする。人種差別的な発言はあるが、それは政治から離反していたアメリカ大衆を政治に興味を持たせるためのパフォーマンスだったのではないかと感じる。まず内需拡大を明言し、道路、鉄道、空港建設、更に病院、学校などの建設も行うというから国内が潤わないはずがない。もちろん「世界の警察官ではいられない」という発言を希望的に見れば戦争はしない、と言っているように聞こえる。できれば戦争はしないで欲しい。さて、この映画をあげたのには理由がある。地主と使用人、裕福と貧乏人、名家と成り上がり、失敗と成功、天国と地獄、尊敬と軽蔑などの言葉で言いあらわせるのかもしれない。片や産まれながらのお金持ちで性格もいい、片や貧乏でひねくれ者。ひねくれ者は努力して巨万の富を手に入れるが人々からは尊敬されない。彼は名家の男を地獄に落とすことだけ考えているようだ。いくら富を入れてもこれでは成功とは言えないだろう。この映画とトランプが関係あるのは、トランプは決してひねくれ者ではないからだ。おそらく彼のことを尊敬する人は多いと感じる。トランプの先祖を苦労して成功し、トランプはそれを継承している。広大な大地を持つアメリカでは石油を掘り当てることは今でも夢に描いている人がいる。フロンティアスピリッツだ。トランプの言っている内需拡大とはこのフロンピアスピリッツを指すのではないだろうか。石油、鉄鋼、石炭、そしてプルトニュウム。もちろんITにも注力してくるだろう。この映画を観ればアメリカという国の根底にある力が見えてくる。

 

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イワン雷帝

ロシア大統領のプーチンの来日は鮮烈な記憶を残した。今あれほどのカリスマを持った指導者はいるのだろうか。オバマ、習、メルケル、安倍、、、、。あの目を見ているとこの男はまったくブレないと感じる。実際、実行される政策はすべてロシア国民の利益に繋がるからロシア人の尊敬を集めるのだろう。さて、本作は独裁者の物語である。それも残虐な独裁者だ。ロシアは独裁者に対して羨望の眼差しを持つ人が多いような気がする。レーニン、スターリン、ブレジネフ。彼らは酷かった。ではプーチンは?と聞かれるとプーチンは彼らのように何十万いや何千万人の人を殺していたない。しかし西欧的には完全に冷酷な独裁者に映る。それは西欧側のマスコミから流布される情報が生活の中心にある我々は考えるべき誤報である。この映画を観ながらプーチン大統領のこと、あるいはロシアのことを勉強して欲しいのだ。ロシア人は常に強者が好きだ。日本人は頭を垂れて擦り寄り、波風を立てないことで政局もビジネスも人間関係も構築しようとするがロシア人は関係ない。相手に弱いと見せてはダメだと感じているようだ。今年はプーチン、トランプが世界を回すだろう。それは間違いない。アメリカとロシアを知ることでビジネスも回るはずだ。

 

 

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ゴッドファーザーPARTⅡ

コッポラ作品で間違いなくナンバーワン映画だろう。単なるマフィア映画ではないのだ。人間の本質は悪なのでは?と感じてしまうほど恐ろしい。生きるために強くなる。強くなることは愛する家族のためでもある。しかしその愛は歪んだ思考も作り上げることになる。ファミリーに刃向かう者や裏切り者は排除していく。冷酷になればファミリーの結束は固くなると信じている節があるが実際はそうではないと思う。マフィアという組織はもちろんアメリカでは公にビジネスができない。FBIもマフィアの尻尾を捕まえようと試みるが無理だ。更にアメリカの屈辱史にも触れている。それはキューバ革命だ。アメリカの目と鼻の先で共産主義国家が誕生したのだ。多くのアメリカ資本で潤っていたキューバからすべての“アメリカ”が排除されたのだ。キューバ崩壊はいずれ来るであろうファミリー崩壊を連想させる(トランプはキューバは崩壊させてしまうのか不安だ。キューバはあのままで良い)さて、2017年、トランプはどのように悪と言われる組織と対峙していくのだろうか。世界中には合法の化身を被った悪の組織は山ほどある。アメリカも然り。更にロシアとの関係改善、中国への牽制など問題は山積だ。この映画は血なまこになって世界を手に入れようとしているが、実際はごく少数のリーダーが達がテーブルの上でまるでサイコロを転がすように世界の行方を決めているように感じる。

 

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ウオール街

日本経済がバブルへまっしぐらの最中に公開された映画だ。この映画を観て更に株式に没頭した人も多かろう。私の周りでもまだ就職したての若者が急げとばかりに株の売買にお金を投入していた。実際には多くの人が財産を失った。財産とは預貯金も含め、土地、金銀、そして何よりも人間関係という一番尊い物を失うことになる。この映画は株式投資で成功する物語ではない。失敗するのだ。しかしこの映画の公開後、米国のウオールストリートではこの映画に影響を受けたであろう若者であふれたそうだ。監督のオリバー・ストーンはそのことに胸を痛めたそうだ。今はこれだけネットが普及しているから株式で儲けるのはあの時代より難しいのではないだろうか。あの映画のようにインサイダー取り引きは現在ではまず不可能だ。株の動きは家庭にいながら如実にわかる。不審な動きがあればデイトレーダーはすぐさま反応し追随するだろう。もし今株で儲けるならファンドに投資するのが賢明だろう。2017年は世界的に投資が盛んになると予想される。アメリカの内需拡大に歩調を合わせて世界中で投資ブームが起きるだろう。この映画の時代はいかに儲けるかの時代でそれが当時とは違う。

 

 

ウォール街(特別編) [DVD]

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チャイナ・シンドローム

もしアメリカで原発事故が起きたら、核燃料がメルトダウンを起こし原子炉の外に漏れ出す。その溶けた燃料が引力の力で地中を貫きアメリカと反対側の中国まで辿りつくだろう、という意味でこのタイトルがついた。実際にはそのようなことは起こらないが、起きたら地球は終わりを意味する。それくらい恐ろしいということだ。映画は原発を取材するレポーターとカメラマンが偶然、事故寸前の映像を捉える。しかし事故寸前であったのにも関わらず、一切の報道されないばかりか、不正も隠蔽されていた。二人は原発の危険性について掘り下げるが、原発は安全で必要であるという大きな力が立ちはだかる。この映画は原子力推進国家であったアメリカで製作された。日本でなら絶対に作られない。しかしアメリカはこういった映画が自由に作られる懐の深さがある。また大きな圧力に屈しないハートがある。今でも映画で権力に反抗する作品が作られている。その辺は見習いたい。そしておそらく2017年は世界で原子力ビジネスがジワジワと台頭していくだろう。巨大ビジネスであり利権だ。プルトニュムの争奪戦が始まる。巨船は一度動き出したら止めるのが難しい。梶を右舷、左舷にきるのも難しい。そのことを踏まえて観るといい。

 

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