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『映画に愛をこめて アメリカの夜』(1973年 フランス)

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 最初に低次元なことを書いてしまう。申し訳ない。実はこの映画を観て映画の撮影における謎解きができたのだ。映画の原題は『La Nuit américaine』英語では『Day for Night』となる。撮影技術やフィルムの感度が今ほど優れていない時代では明るい昼間に撮影して夜のシーンにしてしまうことの多々あった。私がまず思い浮かべるのは『ジョーズ』だ。オープニングは夜明けの場面である。朝日が海岸のビーチを照らし始めている。でもよく考えてほしい。この映画の舞台はおそらく西海岸だ。西海岸では朝日は海から登らない。わかるだろうか?『ジョーズ』のこの場面はおそらく夕日を撮影して朝日にしているのだ(この映画とは逆だ)映画の撮影にかかる費用を削減するため必要であり、観た人はそこまでディティールにこだわらないという証である。このトリュフォーの映画も然り。映画の撮影においてはトラブルの連続だ。セリフ覚えの悪い女優、気難しい男優、使えない新人女優など、映画を制作していく過程での監督の苦悩を表している。途中、トリュフォーがベッドで苦悶の表情で寝ている場面が特に印象的だ。しかし幾多の困難を乗り越えて映画は完成する。そして世界の人々の目に触れる。しかも人々に感動を与えるのだ。映画に愛をこめて言いたい、映画は素晴らしい。

 

ウイキペディアより引用
La Nuit américaine
監督 フランソワ・トリュフォー
脚本 フランソワ・トリュフォー
製作 マルセル・ベルベール
製作総指揮 クロード・ミレール
出演者
ジャクリーン・ビセット
ジャン=ピエール・レオ
フランソワ・トリュフォー
音楽 ジョルジュ・ドルリュー
撮影 ピエール=ウィリアム・グレン
編集 ヤン・デデ
配給 ワーナー・ブラザース
公開
1973年5月24日
1974年9月14日
上映時間 115分
製作国 フランス
言語 フランス語

 

 

映画に愛をこめて アメリカの夜 特別版 [DVD]

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