未来予報

おすすめの映画や自然、猫について綴っていきたいと思います。

『未来を花束にして』(2015年 イギリス)

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この映画は現在全国で封切られている。メリル・ストリープが出演するから観たいという人がいるだろうが、それは期待しない方がいい。彼女はトータル尺5分も出ていない。ちょいっと顔を出し刑務所へ連行されて物語の進行にはほとんどタッチしていない。彼女の出演作で好きなのは何と言っても『ディア・ハンター』だ。献身的な愛の姿が素晴らしい。次に『クレイマー・クレイマー』だ。冒頭のあの冷静沈着に家を出る姿の無機質な演技は最高だ。おそらくこの作品は単なるクレジット貸しではないかと思う。あまり魅力はない。さて、物語は女性参政権を獲得するために闘争するイギリス女性の有志を描いている。洗濯女と侮蔑され、重労働され、報われない人生を果敢に闘っている。劇中、名言が数々と飛び出す。「私は奴隷より反逆者になります」「男が自由を求め闘うなら女も闘うのだ」など。当時、不屈の闘志を持って男尊女卑に立ち向かった女性たちあっても21世紀だと痛感する。彼女たちの活動を起点に世界各国で女性の権利が確立されたと言って過言ではない。ただ映画の演出として、最後に字幕でその後の物語の説明がしばらく続くのは如何なものかと思う。文字で表すなら今までの2時間は何だったのかと反論したくなる。最近、こういった手法が多いのは残念だ。

 

 

 

 

 

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