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マンサク

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 実際、東北地方ではマンサクの花が上向きに咲いた年は豊作、マンサクが咲かない年や少ない年は凶作などと言われている。

 マンサクの名の由来は葉も出ないうち、いわゆる春が来る前に真っ先に咲く「まず咲く」ことからと、よれ曲がった花弁の姿を輪になって豊年踊りを踊っている人々になぞらえ(万作)とした説がある。この花が枝に満ちあふれる様が(豊年万作)であるからという。

 あるいは枝に鈴なりに咲くので「豊年満作」とかけたことからとされている。マンサクの花は黄金の輝き黄色く堂々と咲き誇っている。

 花弁は四方八方にリボン状でよじれる様に細長く咲き乱れている。

 一見、ひ弱な花だろうかと思ってしまう。しかし中央の紅色の花粉が印象的で美しいのが力強さを与えてくれる。

 樹木の高さは3〜5mほどの落葉低木で花の大きさは15mm位。この時期の山は枯れ葉も落としてとても殺風景で淋しい。

 しかし2月の下旬にもなると春めいた山道では一斉にこのマンサクの花が咲き始める。我々が寒い季節を乗り越えて暖かい春の到来を待ち望んでいたかのように本当に踊っているように見える。

 その姿にこれから始まる新しい季節に対して希望の予感を禁じえずにはいられない。桜、コナラ、アベマキ、ヒノキなどさまざまな樹木が並んでいるその中で咲き乱れるマンサクの花は悠然と輝き、春らしくなって来た青い空にとても良く映えて美しい。

 同時に鳥やミツバチたちがマンサクに集い更に心を和ませてくれる。このマンサクを見つけたなら手にとって臭いを嗅いでみるのが良い。ほんのりであるが春の優しい香りがするはずだ。

 

マンサク(満作)
分布 本州
生息地 野山
花期 1〜3月
高さ 1〜3メートル

近くで見るとよじれているように見えるが、れっきとした花だ。寒い季節、特に雪が降った野山でこの黄色い花を見ると本当に美しい。冬が行ってしまうのが寂しい気持ちがあるが、早く春よ来い、と感じるのも事実だ。

 

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