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未来予報

おすすめの映画や自然、猫について綴っていきたいと思います。

映画の読み方書き方 『ジョーズ』(1975年 アメリカ合衆国)

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 私は映画好きの人から「一番好きな映画は何?」と言う問いかけに対し『ジョーズ』と応える。誰もが不思議がる。その気持ちもわかる。決して芸術性の高い作品ではないと言う理由からだろう。しかし私にはこの映画で得た思い出と共に「将来、こんな仕事に就きたい」ときっかけになったからだ。この映画が日本で公開されたの1975の年末から76年にかけてのことだった。テレビCMで迫力満点のサメに対して10歳の私と12歳の兄はとても惹かれ、両親に映画を観に行きたいと年末からお正月にかけて毎日言い続けていた。あまりに私たちがしつこいので、冬休みの最終日にようやく映画館へ連れて行ってもらった。私の育った町には映画館がなく、家族四人で始発の電車に乗り約100キロ離れた町の映画館まで行った。あの頃は今のようにキチンとした上映時間がなかったように思える。映画館に着くともう映画は始まっていて、受付のおじさんはもう始まってるし満員だから入れない、と無下に断って来た。しかし、ここで私の父親が受付のおじさんに交渉して、中に入れてもらった。この時感じた父親への尊敬の気持ちは今も残っている。場内は立ち見で溢れ帰り我々はスクリーンの最前線で映画を観た。途中からでもあったがサメがスクリーンから飛び出してくる迫力に観客全員が一斉に後ろへ退け反り、悲鳴をあげた。私も後ろの父の顔に何度も頭をぶつけた。そして映画が終わった後、最初の10分だけを見逃していたのでそれを観て岐路についた。電車の中では家族全員が大満足で駅弁を食べながら「すごかった、すごかった」と語ったもである。無論、私は翌日の始業式で友達たちに自慢をした。この時は気がつかなったが、この『ジョーズ』と言う映画を後年になって観ると色んな社会情勢がわかってきた。一言でいうならあの怪物サメはアメリカ合衆国を指しているのだと。当時のアメリカはベトナム戦争の終結で疲弊しきっていた。あたかも自国の正義を間違っていなかったようにベトナム戦争を美化していたと思う。しかし、この巨大なサメ、そして未知なる恐怖はアメリカ自体が作り出している虚像なのであると感じたのだ。スピルバーグ監督はその当たりを見事に演出している。平和に暮らしているアメリカ人はいつか必ずこの怪物サメのような恐怖に見舞われて右往左往するであろう、そしてアメリカという世界の警察官と名乗っておきながら実は誰でも“悪魔”にもなりうるのだ、と警鐘を成らしている映画である。大きな意味でも小さな意味でも私の人生にとって非常に大きな映画であったことは間違いない。

Wikipediaより引用

監督 スティーヴン・スピルバーグ
脚本 ピーター・ベンチリー
カール・ゴッドリーブ
原作 ピーター・ベンチリー
製作 デイヴィッド・ブラウン
リチャード・D・ザナック
出演者 ロイ・シャイダー
ロバート・ショウ
リチャード・ドレイファス
音楽 ジョン・ウィリアムズ
撮影 ビル・バトラー
編集 ヴァーナ・フィールズ
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
公開 1975年6月20日
上映時間 124分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $7,000,000
興行収入 $470,653,000
配給収入 50億500万円
次作 ジョーズ2

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%BA

 

 

ジョーズ (字幕版)

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ジョーズ (字幕版)

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